公開: 2019年7月24日
更新: 2019年7月25日
米国のコンサルタントであるドラッカーは、「ポスト資本主義社会」でこの問題を詳しく議論しています。また、ノーベル賞経済学者のサローも、「富のピラミッド」で同じ問題を議論しました。これらの書物では、20世紀の資本主義の時代とは違って、21世紀の世界では、経済のグローバル化が進み、高度に知的な人間の活動が、先進国経済の発展の源となることを予測していました。この結果、個人の能力の違いによって富が著しくかたよる傾向になることも議論されていました。
ドラッカー、「ポスト資本主義社会」(1993年)、ダイヤモンド社
サロー、「富のピラミッド」(1999年)、TBSブリタニカ
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